akipedia式音ゲーtechマニュアル

音楽シミュレーションゲーム(音ゲー)の上達を目指した個人の見解やトレーニング、メモを書き残しています。

【音ゲー全般:初〜中級者向け】下埋め(下位譜面埋め)の良し悪しとアドバイスメモ

ありがちな疑問として、

音ゲーが上手くなるために下埋めは必要なのか」議論は

結構どこまでもつきまとう事になると思います。

 

あくまで個人的な結論として。

実際に下埋めが必要なのかどうかは、あえて言うなら正解がないものの「やりようによっては必要だと思う」が感覚的にあります。

 

裏返しの面でお話しすると「目的ベースに合ってない下埋めは時間もお金もムダ」だと考えていて、

例えば「クリア力を伸ばしたい!高難易度の譜面をクリアできるようにしたい!」と考える人に対して

「Lv1から順繰り埋めていきましょう!上手くなりますんで!!」とは勧めづらいのです。

 

普通に手間ですし。自分でも多分その勧め方されたらやりたくないかもしれないです。

「いやそれ高難易度クリアに何が繋がるのよ?」みたいな話になってくるのも当然の話です。

 

じゃあ

「自己最高クリアレベルが○○なら、このレベルの1つ下は埋めてみました?2つ下はどうですか?」

とかいうアドバイスになると反応変わりますよね。

 

受け答えの要素としてまず切り分けたいのが、

 

「最高クリアレベルを伸ばしたい」

 

↓↓↓↓

 

「最高クリアレベルはたまたま、ほんのまぐれクリアで地力からまだ2譜面目のクリアは遠いかもしれない」

「数譜面しか自己最高レベルはクリアできておらず、その数譜面ぐらいしか安定しない」

 

↓↓↓↓

 

「その1〜2つ下は安定しているのか?苦手譜面や得意譜面は意識的に捉えられているのか?」

「埋め作業として最高レベルを伸ばしたいなら基礎的な要素が入っている1〜2つ下の難易度を触ってみて欲しい。どれぐらいの割合でクリアできるのかも過程として知りたい」

 

↓↓↓↓

 

「1〜2つ下が全部埋まる地力度合いであればおそらく上のレベルでもいくつかは埋まるはず。逆詐称(レベルの割に簡単な)譜面もあるから」

「全部埋まらないならその譜面の苦手な部分を動画でスローモーションにしたり、譜面サイトで形を確認して押し方をイメトレしてみよう」

 

…という感じで、直接的にアドバイスがしやすくなることが多いです。

 

また、違う視点での下埋めが例えば「全譜面ランキングのために必要なので」という考え方もあります。

全譜面を理論値に高い数字で揃えてランキングに載ろうとする廃人ランキングですが、

これも低難易度から高難易度まで精度を要求されるものなので、人口が多いゲームほどしっかりと下埋めしないといけないのも事実です。

 

さて、この全譜面埋め、一見意味のない事のように思われるのですが…

「低難易度の単発ノーツを安定して光らせる(Perfect範囲で判定を収める)」というのは結構クリア面で価値があります。

(正直、ダラダラ無意味にクリア譜面だけを積み重ねるのはちょっと意味ないかな…という感じで考えてます。)

 

この単発ノーツを安定していい判定で取れない以上はクリアゲージ制ゲームは難所以外でゲージが増えにくく安定しにくいですし、

スコアノルマ系であっても難所の失点が大きく、やっぱりクリアが安定しにくくなるのが実情です。

 

「別にランカーとか目指さねーし!」って意見もよくわかります。

でも、このブログを初級者〜中級者あたりの腕の方で、音ゲーを上手くなりたいと思ってご覧になってる方は僕に騙されたと思って

ホント何譜面かでいいので「低難易度譜面で単発ノーツがちゃんとPerfectで収め続けられる地力があるのか」を調べてみてください。

 

低難易度の基準ですが、

そのゲームの最高レベルから50%〜60%前後のレベルまでと考えてください。

 

36段階であれば18〜21程度

50段階であれば25〜30程度

12段階であれば6〜7程度までです。

 

このレベル帯には4〜8分譜面がちらほら出てくるゾーンになるので、シンプルに高難易度の基本のキが詰まった辺りになります。

このあたりのレベル帯でのトレーニング法が下記記事でも解説しています。

 

音ゲー全般:中〜上級】判定の考え方メモ

https://akipedia.hatenablog.com/entry/2022/05/02/125621

 

下埋めやスコア狙いに高難易度のクリアの状況が影響してくる事は意外に気付かれづらい所ではありますが、

ここを押さえておけば後は譜面の形のバリエーションに慣れるだけなので、しっかり頑張ってみましょう。

 

ちなみにスコア面での上達を考えるなら言うまでもなく、低難易度から中難易度も満遍なく安定して光らせる地力を養える下埋めは有効だと考えています。

ただ、理論値狙いで理論値が出なかったからといって「捨てゲー」だけはやめておいた方が無難です。

 

捨てゲー」とは、目標の数字にどれだけ頑張っても届かない状態のときにそこでゲームを辞めてしまって次に行く事ですが、

これは上級者の方が「もう他の所は安定していて難所ハマり待ちするだけだから」というぐらいに安定している時の時短に使っています。

 

個人的には時短目的と割り切っていればいいのですが、

自分が理論値やAP狙いをしているときはグレが出ても極力捨てないようにしています。

他のところをやらない事で安定感がなくなっても嫌なので、時間をかけても少ない回数で仕留めるために毎回最後までやるように心がけています。

 

…という感じで、ざっくりとしたアドバイスメモでした。

ご覧いただきありがとうございました。また色々更新します。

 

 

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